環境において、消費者は何を求めているか?

環境において、消費者は何を求めているか?

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商品を供給するものと消費者の思惑はしばしば乖離します。このギャップが大きなもののひとつに環境配慮型商品があります。

 

一部しかいない環境配慮型商品のファン

 

消費者の環境意識が高いと環境ビジネスは成長できます。それを窺うことのできるデータが、イースクェアの「LOHAS消費者動向調査2008」です。この調査は、消費者の環境意識と行動を分析し特性を5つに分類しました。

 

@LOHAS層(16.1%)

環境に対する関心が高く、環境配慮型商品を積極的に購入する。家族・知人に進めるなど情報発信力も高い。

 

A堅実実行層(22.7%)

環境への関心は平均よりやや高い。環境配慮型商品を平均レベルよりは比較的多く購入する。

 

B自分満足層(28.0%)

環境への関心は平均並み。利便性や価格などでメリットがあれば購入する。

 

C行動乖離層(18.5%)

環境関心は平均レベル。環境配慮型商品を購入する気はあるが購入までは至らない。

 

D無関心層(14.7%)

環境への関心は低い。環境への配慮自体が煩わしい。

 

環境において、消費者は何を求めているか?

 

単体では売れない環境負荷低減

 

これら商品の購入行動をLOHAS層を除いて分類すると販売側の次の訴求が動機です。

 

@省エネ

家電製品、住宅設備など 電気・ガス代などランニングコストの低減

 

A安全

食品・飲料など 原料・栽培法・製造法などの安全性が高い。

 

B健康

住宅建材、洗剤など 環境有害物質を使っていない。健康被害がない。

 

普通の消費者の購入動機は、環境負荷低減ではなくて、「マイメリット」がなければなりません。明確な動機です。環境意識だけから購入してはいません。それだけを訴求しても、消費者には伝わらず、売上にも企業イメージアップにも繋がりません。

 

環境ビジネスの展開では、環境負荷低減によって消費者が得られるメリット(利便性や安全性、コストパフォーマンス)を徹底的に訴求する販売活動が必要です。


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